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BOSE S1Pro+のスゴさ!-Part①-

  • 執筆者の写真: rahuinc
    rahuinc
  • 4月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月17日

こんにちは。 エンジニアの梅木です。


この記事は、音の事にちょっとだけ人より詳しくなって、音楽をより楽しんでもらう事をコンセプトにつらつらと記事を書いています。 

寄り道多めですがそれも楽しんで頂ければ幸いです。



さて近年は便利な世の中になったものでダンスの練習など様々な場面で、

簡単に音楽を流せるポータブルスピーカーが出てきました。

例えばJBLのPartyBoxシリーズなんかは 民生機とは思えないほど大きなスピーカーです。

JBL PartyBox ENCORE ESSENTIAL 
JBL PartyBox ENCORE ESSENTIAL 

気軽に音楽を楽しめる環境が増えることは良いことですね。

もちろん近隣や周辺環境には十分注意してくださいね。。


そんな中、私はBOSEのS1 Pro+が

最強だと思ったポイントをご紹介します。

BOSE S1 Pro+スピーカー
BOSE S1Pro+

1、音質と音量がすごい!

日々様々なスピーカーを使う私たちエンジニアですが、

基本的にはフラットな音質を目指して調整していきます。


例えばそのまま鳴らすとキンキンと耳に刺さるような

音質のスピーカーには高音を減らすような調整をしたり、

モコモコ声がこもって聴こえるようなスピーカーは

中低音を減らすような調整をイコライザ(EQ)を使って行います。

↑昔はどこでも見たYAMAHAのQ2031Bというイコライザ(EQ)
↑昔はどこでも見たYAMAHAのQ2031Bというイコライザ(EQ)

【余談】

BOSE S1Pro+には最初からそのあたりの変なクセが少なく、

誰でもフラットで聴きやすい音が出せるところが良いです。

実は、コンパクトな本体の中には、低い音担当の6インチ(およそ15cm)のスピーカーが1つ、

高い音担当の2.25インチ(およそ6cm)のスピーカーが3つ入っています。


なぜサイズの違うスピーカーをたくさん入れるのでしょうか?


スピーカーは前後に往復することで音として空気中を伝わります。

低い音は1秒間に100往復ほど

高い音は1秒間に10000往復ほどします。

この往復回数をHz(ヘルツ)と言ったりします。


人間が聴こえるのは20Hz〜20000Hzと言われていて

この聴こえる範囲を可聴領域と言います。

(私は16000Hzほどが限界 年齢で変動します。 

 きっとみんなもそれくらい。多分。)



大きなスピーカーはパワーがあって低い音(往復が少ない)を

鳴らすのが得意な反面、物理的に重たいので高い音(往復が多い)が苦手です。

小さなスピーカーは全く逆で、低い音が苦手で高い音が得意です。


これらの特性から、可聴領域を高い側と低い側に分けて再生することで、

雑味のない音に仕上げてあるわけです。


このいろんなサイズのスピーカーに分けて

再生することを〇〇Wayという表記をしたりしますね。 

BOSE S1Pro+は2Wayです。 

スピーカーによっては3Way 5Wayなんてのもあります。


また、音量に関しても本体サイズからは想像出来ないほど大きな音が出ます。

30mほど遠くの人に指示を出さなければいけないシーンで、音割れせず十分に拡声してくれました。


長くなってしまったのでPart2に続きます。




手軽に使える音響機材レンタルショップ SoundWich
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