音響さんって、人によってなにが違うの?
- 11 時間前
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こんにちは。エンジニアの梅木です。 このブログは、音の事にちょっとだけ人より詳しくなって、音楽をより楽しんでもらう事をコンセプトにつらつらと記事を書いています。寄り道多めですがそれも楽しんで頂ければ幸いです。
音響さんって、人によってなにが違うの?

まず音響さんと名乗るために必要な資格などはありません。舞台機構調整技能士などの国家資格は存在しますが、これを持っていないと出来ないことはほぼありません。15年以上この業界に居ますが、提示を求められたことは一度もありません。
そのため、音響さんと一括りに言っても、技術的な差が天と地ほど違う人が入り混じることになります。
そもそも音響さんってどこに居るイメージか、というと、やっぱりライブハウスやコンサートでステージの正面に音響ミキサーを構えている、あの人たちのイメージが強いと思います。
その姿を見て「こんな仕事がしたい」と志す人が体感で7割くらいです。高校や大学の劇団・サークル活動の中で音楽や効果音を出すテクニカルな仕事に興味を持って志す人が2割、アーティストの友人がいたり文化祭でイベントを作るのが楽しくなって志す人が1割といった感じです。
私はその残り1割の変な人です。
では実際に音響さんが活躍する現場とは?
ちょっと書き出してみます。
音楽ライブ・バンド、ミュージカル・お芝居、アイドルライブ、文化祭・学園祭、商業施設での販促イベント、プレス発表会・記者会見、各種シンポジウム、日本舞踊・バレエ公演、お笑いライブ、eスポーツ・カードゲーム大会、防災訓練、医療系セミナー、各種式典(卒業式・入学式・選挙関係・店舗オープニングセレモニーなど)、冠婚葬祭(披露宴・結婚式・成人式・神社での奉納・葬儀・法要など)、上記イベントの配信。
ざっと書き出してもこれくらいあります。
音響さんの仕事は、音楽ライブだけではないのです。
音響会社によって、得意な現場が違います。

音響会社は、その成り立ちによって特定の仕事に寄っていく傾向があります。特に都市部はその傾向が強くなります。それだけに特化しても仕事量があるからです。
バンドばかりやっている会社はバンドが多くなり、医療系ばかりやっている会社は医療系が多くなる。先ほど言ったように音楽ライブから志す人が多い中、音楽ライブ以外の仕事ばかりやる会社に入ると、理想とのギャップに耐えられず辞めてしまう人もいます。
逆に地方だと、様々な仕事を請け負うことが多いです。私は元々地方出身なので、上に書いたすべての現場を経験しています。この入り乱れる現場を楽しめるタイプだったんだなと、今になって思います。
音響さんはその出身や成り立ち、会社によって何かのジャンルに特化した人になったり、何でもこなせる人になったり、本当に多種多様です。
様々な現場を経験してきたからこそ、どんな仕事でも対応できます。音響のことで何か困ったことがあれば、まずは気軽に相談してください。
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